(特集)ロックウールとアスベストの違い


アスベスト 石綿 ロックウール 問題 ロックウールとアスベストは、人工的に作られた鉱物繊維なのか天然の鉱物繊維なのかの違いです。

アスベストの有害性は、飛散したアスベストを吸引し、それが呼吸器に侵入することによって、ガンを引き起こす原因となることです。
つまり、呼吸器に侵入出来るほど繊維が細かった(太さ:約0.1μm)ことが問題でした。
ロックウールは、アスベストと比較して数十倍~100倍繊維が太く(3~5μm)、体内に侵入しにくくなっています。

建築物においては、
 ・耐火被覆材等として吹き付けアスベストが、
 ・屋根材、壁材、天井材等としてアスベストを含んだセメント等を板状に固めたスレートボード等が
使用されている可能性があります。
 アスベストは、その繊維が空気中に浮遊した状態にあると危険であるといわれています(昭和63年環境庁及び厚生省通知(PDF:21KB))。
 すなわち、露出して吹きつけアスベストが使用されている場合、劣化等によりその繊維が飛散するおそれがありますが、板状に固めたスレートボードや天井裏・壁の内部にある吹付けアスベストからは、通常の使用状態では室内に繊維が飛散する可能性は低いと考えられます。

            

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